セレナーデ。
すぬかんながぐつ。 

そのひとは

おおさまのようにかがやいていました

甘くて美しいひとでした

ダビテとそろもんのように

うつくしいかがやくひとでした

彼の王座はダイヤで輝き

その王ぎょくは静けさで満ちていました

だれも彼の事を理解することはできませんでした

でもかれはダレからも好かれました

すぬかんtrumpetはかれのいた

王ぎょくへと戻っていきました

彼にはそれがお似合いでした

彼はとてもびんぼうな家のこだったからです

でも彼にはホコリガありました

だれにもまけないおうぎょくのヨウナ誇りが

カレらの物語りはコレデおしまいであります

でもカレラガとても立派だったこと美しかったことは

だれにもいなめますまい。カレらが玉手箱をあけたことも

紅いひものアヤトリをしたことも今ではカレらにとって

よき思いでであります

この地球の夜のうつくしいセレナーデに

ありがとう

わたしへ。 















自由詩 セレナーデ。 Copyright すぬかんながぐつ。  2006-01-09 20:14:10
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