やさしいうた-Another-
雄太

きみがゆらゆらとおちてくる
そらははらはらとわらってる
ぼくがふらふらとおどったら
つきはきらきらとほほえんだ

みずにぷかぷかとうかんでる
ゆきにすやすやとしずんでる
ぼくはつらつらとかたってる
きみがにこにことしてくれる

なんだかそんなことにわらう
ぜんぶそれだけでいいような
とてもあたたかなきもちです
それがなによりのおくりもの

きみがゆらゆらとおちてくる
ぼくはそれをただみつめてる
きみがきらきらとおどってる
ぼくのからからをみたしてく

なぜだかそんなことでわらう
みんながそうならいいのにね
そんなやわらかなきもちなら
もうすこしくらいはあしたも

しあわせになれるきがしたよ
しあわせになれるきがしたよ
そんなふうにおもったんだよ

そんなふうにおもってたんだ

ほんとうにそうならよかった

そうならよかったのになのに


自由詩 やさしいうた-Another- Copyright 雄太 2005-12-17 12:18:35
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