37.8℃
一代 歩

冬が来る予感してきたこの時期は年中行事か熱をだす吾

“この風邪が君に感染うつりませんように”お願いだからはやく帰って

突っ伏して私にすがり眠る君よくあるドラマのワンシーンだね

発熱でにじんだ記憶の中にある額にそっと触れたてのひら

音立てぬ、最大限の配慮して去り行く君を耳が見送る


短歌 37.8℃ Copyright 一代 歩 2005-10-22 06:05:41
notebook Home 戻る  過去 未来