蒼焔

そう たとえるなら 

他の誰に許されなくても
全てを敵に回しても

嗚呼 信仰にも似た 凍てつく火焔

蒼いほのおのようなひとだと
しろい天のようなひとだと

僕は あなたを信じたのです

百万の言葉を捨てて辿り着いた海
偽りは なかった

全てが背を向けた 冷たい夜でさえ
僕は あなたを信じます
僕は あなたをゆるします

あなたは すべてをゆるしつづけます
誰よりも孤独であったから

それは 信仰によく似た 僕が受け継いだ蒼い魂


自由詩 蒼焔 Copyright  2005-10-21 00:08:38
notebook Home 戻る  過去 未来