メモ
はるな


書くことがたぶんいっぱいあると思う、言いたくもないごめんねとか、合わせたくもない予定とかと同じくらい
がたがた震えて、この震えがなんのためかわからず、あれこれ手をつくしても、わかっているのは、ちゃんと助かろうとしないとだめだよねっていうことで、それは難しい。生きていくのはとても難しいし、うまくかわせない。なにもうまくできないと思う、思う思う
しないほうがいいことを選んでして、安心する。なぜかそれはうまくできる、乾いた土に水をあげすぎるみたいなことです。(たぶん違います)。
くまのことだってむかしは嫌いだった。嫌いだ嫌いだと思っているうちに、モチーフになった。苦しいと思って、苦しい苦しいとおもってるうちに、そういう呼吸に慣れる。
くまも、街も、コンクリートもナッツケーキも男の子たちもみんなほんとにぜんぜん嫌いだった。嫌いなものばっかり残ってる、いまも。
でも残ってるから、嫌いでいるのは苦しい、感情はすぐに反転するのだから、先に裏返っておいただけだと思って

なんにもなくなるんじゃないかと思う。絡まったところをほぐしていったら、ぜんぶなにもなくなるんじゃないかと思う。だったらそれは正しいし、正しいことをしなきゃならない。
なんにもなくなるために、なんでこんなところまできたのかなって考えてる。


散文(批評随筆小説等) メモ Copyright はるな 2024-10-18 09:29:41
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