正しい恋
秋葉竹






すぐれているから

好きになったんじゃないんだよ

みているだけで

嬉しくなるからみてるんだ

たまに目と目が合うと

やっぱこっちが逸らしてしまうのは

こっちのマケなんだろうな

糸が織りなしてゆくなら

いいのになふたりのこれから

さまざまなものを

失うんだろうけど

握りしめていられるものは

しっかりと握りしめて

夜は

ゆっくりと時が過ぎるので

ボクたちの味方さん

好きなだけくだらないこと

しようよ

できるだけくだらないことを

ちっちゃな声でお喋りしよう?

夜にしかできない

あたたかい慰めも

朝起きたとき

おもわす照れちゃうような

ラブレターみたいな恋を

囁くよ

ちょい照れるけど

なにも

ホントのことゆうと

すごく

すぐれているから

好きになったんじゃないんだよ

みているだけで

いとおしくなっちゃうから

みてるだけなんだかかってに目が追うんだ

 

でもだからって

ちょい

照れるような約束

させるなよ?

あーあ

ホント好きー











自由詩 正しい恋 Copyright 秋葉竹 2024-04-01 21:32:44
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