純愛
レタス

きみの瞳は
水晶のように透明で
その頬は少女の面影を残している

ぼくのあやまちで
きみがガラスでぼくを傷つけた夜は遠く
彼方に飛んでいった

愛と憎しみは表裏一体で
その苦しみは理性を失くすほどに辛いだろう
純粋なきみの愛は時々ぼくを苦しめた

放埓ほうらつなぼくは余りにも俗で
きみを沢山傷つけた
いまは言える きみに恋してる

たとえ遠くても





自由詩 純愛 Copyright レタス 2024-01-20 21:55:56
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