独り言1
短角牛

子供の頃 何にでも興味津々な

そんな人間を演じていた

そうすれば

博士枠に入れると思っていた

友達ができるのじゃないかと 期待していた

真似ることは学ぶこと 格言に勇気をもらった

テストはできても 心は潤わなかった


幸せってなんだっけなんだっけ

何かを愛することならば

盲目に近づくことならば

私は幸せになろうとしてた   


鳴らない電話 わからぬ他人

夏休み たった一人のあの日々は

学びの遅い 嘘つきが

少し早めに 今のために

孤独を学ぶ時期だった

泣かなくていいよ それは絶望じゃない

頭の悪い 愛しいあなた








自由詩 独り言1 Copyright 短角牛 2024-01-09 00:31:20
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