怒られ短歌 2.5
妻咲邦香

食レポのついでみたいに誉められて
うんと一言また愛される



真実が口を開いて出ていった
実家があると聞いてなかった



声立てず「やはらかなり」と呟けば
許されていた時代があった



忘れたら首締めますと日時場所
準備体操いちにっさんし



いつまでも追いかけてたい彗星の
通学路に掘るマイ落とし穴





短歌 怒られ短歌 2.5 Copyright 妻咲邦香 2023-10-15 14:07:41
notebook Home 戻る  過去 未来