夜、[草稿]
ryinx
・
波音 のない夜の海の
靴底の湿りけ。
波の 、
音に
𝘹
なにも 想うことは 出来なかった
けれども こうして 立ち尽くして
夢の、帳を見ていた。
____________
。
それが どういう事か
それは わからない
音もなく、揺れる、波を、見ていた
この現代に
遠方より、波が
海へ 、
海を 、
海は 、ただ 、
何も云わず
私を、みてる
•
誰もいない
、夜に
みえない
____
_________
昔の思い出
田舎の庭園
亡くなった、土地
さよなら
、さよなら
𝓇
私は、ただ
子どもである、
というだけの事だった
さよなら
N.
-𝙬𝙝𝙞𝙩𝙚