madoka

最近はめっきり寝つきが悪くなって
真夜中 一人で何度も繰り返しラブソングを聴いていたよ

オレンジ色のライトが僕の横顔を
悲しいほどキレイに照らしていた

鏡に僕の姿はなかった ゆがんだ現実の うめき声を覚えた
君が居なくなってから何かが崩れはじめたよ
君が好きな花を枯らしてしまったよ
僕じゃダメなんだと 泣いていた

返事してくれ どこにいるの?
探したって見つかりはしない
君の愛したモノを全て愛してみても

何ひとつ楽しくなかった

返事してくれ どうか・・・
たった一つ悲しみも別れもない場所を与えてはくれない

どうしたって君と二人で分かちあいたかった
もう 遅い 知ってるから 
なあ・・・
こんな所から鈍く光る夜の溜息を吐いてみても
もう意味はないかな


自由詩Copyright madoka 2005-05-09 21:56:19
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