雑文 2022.03.04(金)
田中恭平

2022.03.04(金)

 やっと金曜日の夜、落ち着ける夜となった。
 私はお酒を断っているので、日々に晩酌などない。しかし思い返せば、日々の晩酌、その落ち着きも幻想であった。
 今日は明日の朝に悪いと思いつつ、薄いアイスコーヒーを飲みながらこれを書いている。

 スピリチュアルから身をのけよう、と考えても、脳病のせいで「鬼の声」など聞いているから、土台、無理なことかも知れぬ。
 浄土真宗にあっては、祈祷や占いを信じないことを教義としつつ、それに頼ってしまうから、私は悪人であった。
 数秘占いでは、ゾロ目の日は危ないということであった。9.11、3.11とゾロ目であった。
又、数秘が6の年には地震が起きているらしい。2022年。2+0+2+2、で6の年だから、防災にこだわろうとしていた矢先、やってきたのは人災たる戦争だった。
 まあいい、戦争については語るまい。

 この一週間、非常に疲れていたのは仕事のせいだが、肉体労働だからではない。
 正社員とパートタイマーが仕事上、対立していたのだった。
海外の人は驚くらしいが、日本のパートタイマーは、しっかり組織づくりができてしまうのである。それは、まあ、勝手にやってしまう。それがうまくできるから正社員も放っておくしかない。
 権力はパートタイマー側にある。それだけ会社も非正規雇用に依存しているのだから、会社の在り方が悪い、と言えばそうかも知れない。
 正社員側がもう限界なのかもしれない。とにかく職場の空気感が悪く、じぶんはそういう「毒」をモロに感化される豆腐メンタルの持ち主なので、まず日々黙っているのが辛かった。
 それでも肉体労働は、発散になる。
 ただ目の前のことを黙々こなして、今週を乗り切った。

 明日は妻とふたり、近くのスーパーに一週間分の食料買い出しに向かう。
 昨日、妻が古着屋に行きたいというので、これは日曜日にゆく。
そして、性懲りもなく禁煙をはじめた。

 そうそう、脳病の為に市よりコロナ給付金を受けとれることになりそうだ。これが今週のハイライトだったかな。書類を用意して、センターに送った。
 お金が入ったら、妻の方に多く渡してやって、日々、ステイホームで溜まっているストレスを発散させてあげたい。 

 以上、眠り。



散文(批評随筆小説等) 雑文 2022.03.04(金) Copyright 田中恭平 2022-03-04 22:38:57
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