湘南、九十九里
番田 

開いた手には
夢が一つ あったのだった
バスの向こうの通りに漂う
夏の匂いのしていた日


あの日の思い出の風景  
手には いつも
はまぐりの味 そして
歩いていただけの海


自由詩 湘南、九十九里 Copyright 番田  2021-09-07 01:36:28
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