水宮うみ

枯れた雨から話す 静かに丸く咲く
ゆれる空にその手を数えた
消え入りそうな声に止まるきみの鳥
見えない日々の月となつかしいベランダの地面にいる
カーテンは風になったみたい


自由詩Copyright 水宮うみ 2020-11-26 19:22:24
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