時事詩、言葉並べ或いは作者の楽しみ
腰国改修
時事ネタ。たとえば政治について。ニュースのような詩があるとして。政治への不満や批判を詩にするほうがましなのか。そういう自己の主張をベースにした政治的、時事的なという感じの詩に少し違和感を感じてしまう今日この頃。思いの丈を言葉にする的な国語教育者が1つの要因だったり。だからと言って応援ソング的ながんばれ詩で、共感側に大きく舵を切るとこれまた重かったり、うざかったり。
で、話は変わって。
本人(この場合は作者)。湧き出た言葉。自分的にイケてるなあと思う言葉。それらを連ねて溜飲を下げる。作者の楽しみ。作者が楽しむ詩。自己満足型の詩。芸術なんて所詮自己満足だよなどと言われがち。一人の人間から出てくる言葉の羅列なので少なからず自己に傾きがちなのは許しておくれ、と、分かっていて書くのと、で、発表するのとでは大きく違う気がする。
と、そんなことをウジウジ考えながら暗くなりがちな詩を明るいものにしたいなあと、いわゆる自虐型自称ネット詩人は思うのでした。