赤猫永宜

涎を垂らして待つ群れを高速で投げ飛ばし
つまらない説教や自慢話にうんうんと頷く
夢を人質に搾取され続ける

ヘラヘラしながら黒焦げになり
構ってちゃんに愛想を振りまく
勘違いと依存に精神を削られ

それでもこのままごとは続くらしい


自由詩 Copyright 赤猫永宜 2018-06-23 14:33:37
notebook Home 戻る  過去 未来