障がい者と呼ばれて
八木ヒロマサ

もっとゆっくり話しを
聴いてほしい

もっと心に耳をかたむけてほしい

押さえ付けて、黙らさないで
抹殺しないで、縛り付けないで

同じような目線で
かすかでもいいから

心の琴線に触れてほしいのです

わたしたち心身障がい者の
魂の声に

怖がらずに、
異質なものを見るような
目でみないで、わたしたちだって

傷つくし、嬉しいときは
喜びを人一倍、共有したいのです

支える側と支えられる側の
垣根を越えて。


自由詩 障がい者と呼ばれて Copyright 八木ヒロマサ 2018-06-19 13:49:31
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