お豆腐の君
朧月

あなたは真っ白な豆腐みたい
自分のふるえでこわれそう
なのにだれにでも染まってしまう

味がないわけではないのに
だまって同化しちゃうんだね
どんなに小さくなってもなくなりはしないのに

僕の頭をぶつけてみたい
真っ白な豆腐のようなあなたに


自由詩 お豆腐の君 Copyright 朧月 2018-04-03 21:09:10
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