櫻花 葵

お国のためにと兵隊さん
家族の写真を首からぶら下げ
敵国目指して進めや進め

かたや敵国兵隊さん
家族を守るためならば
命なんぞ惜しみやせんや

大事なものは皆同じ
失うものは二度と戻らぬ

ところで赤子は泣き止んだかえ?


自由詩Copyright 櫻花 葵 2018-02-22 21:32:48
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