凪のままの心
朝焼彩茜色

青い心と若い心と未熟な心と熟した心
心に齢がなくなって
初めからなくて
皆似たり寄ったりな同じような心色

何だろうかこの鑑の場所に置かれた
鍛え上げるべくして在る心の不動位置
己の感覚のみで己が己の鑑にならなきゃならない
そんな自惚れを除けて
この心を後ろ盾するように鏡には映らない あれ

この感覚で澄み渡れ
この色で心を澄み渡せ
鑑 大きな破壊しそうな空に
鏡 に映らない あれ を感じる

映らないから
形あるものに委ねるよ
青い心と若い心と未熟な心と熟した心に
色も添えて


自由詩 凪のままの心 Copyright 朝焼彩茜色 2018-02-20 23:51:04
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