片想い
st

きみがそばにいると いつも何もいえなくて
遠くからただ みつめるだけ

きみのことをおもうと むねがあつくなる

卒業でわかれることが わかっていても
なにもいえなかった 

きみがうまれそだった街をたずね
きみの住んでいた家へゆき
きみのおもかげを重ねる

夢の中ではできていた 甘いくちづけは
とうとうできなかった

もうあれから数十年がたつけれど
いまでもまだ きみのことが好きだ

こんなに好きになった初恋は

永遠の片想い ------





自由詩 片想い Copyright st 2017-08-13 03:53:42
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