くるみ
うみこ

くるみの内側を
走り続けていたよ
放物線を描いて
世界を広げようとしたよ
僕は
一人ではなかった
君の姿は、
見えなかったけど
くるみのにおいが
していたんだ
僕が目を覚ますときも、僕が眠るときも


自由詩 くるみ Copyright うみこ 2017-07-16 01:32:42
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