条件がある
花形新次

自称詩人が存在する限り
俺の存在理由もある
ということは
自称詩人が絶滅すれば
俺は消えてなくなるべきものだ
しかし、残念ながらそれは有り得ない

何故なら
自称詩人は自分を自称詩人と認識した瞬間
自称詩人でなくなるが
自分を自称詩人と認識出来る人間は
初めから
自称詩人ではないからだ

しかも
俺が「こいつらは自称詩人ではないな」
と納得しないといけないのだから
可能性はほぼ0なのだ

ただし、自称詩人がみんな剛力似で
やらせてくれるという条件なら
考える余地はある

おい!今そこで
意外とハードル低いな
と呟いたおまえ!

剛力に謝れ!

手をついて謝れ!





自由詩 条件がある Copyright 花形新次 2017-04-05 18:53:53
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