飽食の月
吐水とり
揺り椅子のうえで目をとじる、彼女
ざわめきを
聴いている
上手く死ねたら切符をかおうか、
ぼくらをつくった神様を
つくった神様にあいにいこうか
揺り椅子ふらりら ふるりれら
許したものと
許すもの
君はいつまでもゆれている
自由詩
飽食の月
Copyright
吐水とり
2016-09-09 23:49:11