ときめき思い出、どきどき向日葵、きらきら太陽
komasen333


思い出しながら
描き続けている


朝、窓から太陽を見上げるだけで
ほら、鼓動はこんなにも単純に息づいていく    


注ぐ太陽が
振り返る向日葵が
昨日のネガティブもポジティブも
照らし出して受け止めてくれている


それは
さりげなく教えてくれた   
ちょっと子どもじみた始まりのおまじない


それは
その声だからこそ   
信じることのできたシンプルな処世訓


もう戻れないけど
いつかできっと


もう戻れないけど
どこかできっと    


変わらぬ声と微笑で
違う誰かを照らし出しているんだろう


そう、思うだけで         
疲れきった心は軽やかに広がる


そう、思い浮かべるだけで    
渇ききった心は晴れやかに透き通る


時々、どうしようもなく    
戻って、またあの頃のように


時々、どうしようもなく    
戻って、また同じような話を


でも、できないから    
今日という日に改めて強く向き合う  
今という一瞬一瞬に改めて強く向き合う


でも、できないから    
今日という日に改めて凛と向き合う  
今という一瞬一瞬に改めて凛と向き合う


まだまだ
何かがあるはずだと     
目を凝らして
耳を澄まして
あらゆる感覚を研ぎ澄まして


まだまだ
何かがあるはずだと     
あなた以上のときめき
あの頃以上のどきどき
あの向日葵や太陽を越えるきらきら 


探し始めていく   
どんなに塞ぎ込んでも
どんなに堕ちていこうとも     
見上げれば ほら、注いでくれている


探し続けていく   
どんなに裏切られても
どんなに絶望しまくっても         
見上げれば ほら、 照らし出してくれている


自由詩 ときめき思い出、どきどき向日葵、きらきら太陽 Copyright komasen333 2015-09-24 13:59:27
notebook Home 戻る  過去 未来