あの窓、あの光、何気ない1つ1つ
komasen333


あの窓の1つ1つに
今日というドラマが詰まっている
喜怒哀楽では語りきれないようなドラマが詰まっている


あの光の1つ1つに
明日というドラマが滲んでいる
喜怒哀楽では伝えきれないようなドラマが滲んでいる


改めて  見つめる  都会の何気ないビルの数々
改めて  見つめる  郊外の何気ない住宅の数々
改めて  見つめる  村落の何気ない民家の数々


永遠なんてない世界で 
永遠を祈らずにはいられなくなる
あの窓の1つ1つの向こうにあるドラマを思い浮かべると


永遠なんてない宇宙で
永遠を描かずにはいられなくなる
あの光の1つ1つの向こうにあるドラマを思い浮かべると


改めて  見つめる  あの窓の向こうにあるドラマ
改めて  感じてる  あの光の向こうにあるドラマ
改めて  受け取る  あの心の向こうにあるドラマ


あまりに何気なくても
見落としてしまいそうな あの窓やあの光にも


あまりにも当たり前で
見つめることさえない あの窓やあの光にも


確かにドラマがある
今日というドラマが詰まっている
喜怒哀楽では語りきれないようなドラマが
本人ですら知らないようなドラマが 確かに詰まっている


確かにドラマがある
明日というドラマが滲んでいる
喜怒哀楽では伝えきれないようなドラマが
本人ですらわからないようなドラマが 確かに滲んでいる


自由詩 あの窓、あの光、何気ない1つ1つ Copyright komasen333 2015-05-07 14:57:13
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