運命の行方
もも

私の母は、私が二十歳の時に病気で亡くなった。

でももし、母が生きていたら。
そして元気だったら。
私はここまで闘えず、
甘えてしまっていただろう。

「自分の事は自分でしなければならない」
「母の代わりに家の事をしなければ」

そういった思いが私を強くした。

そう思う反面、母が元気で生きてくれていれば、
私は病に侵されなかったのかも?とも思う。

これは、神が母と私に与えた試練。
運命、という不思議な連鎖。

様々な偶然によってもたらされた今。
母との温かい思い出があるから耐えられる。
生きていける。
きっと。必ず。。。


自由詩 運命の行方 Copyright もも 2015-04-26 09:03:15
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