アソコ伝 彷徨者
花形新次
タマンキは
カルボナラの丘から
ラッカの街を見下ろされていた
西風が強く
辺りの砂がタマンキを
激しく打ち付けた
一体いつになったら
こんな無意味な争いは終わるのだ
タマンキは誰にともなく話された
私がいけないのだ
私が無力なために
おまえ達、おまえ達の家族、おまえ達の友人が
あのラッカの街で今も苦しんでいる
タマンキ様、そんなことはございま、、、
楽観的過ぎたかしら、ラッカだけに、デへッ😉
・・・・・こいつに変な能力さえなければ、、、
弟子達は拳をギュッと握りしめた
自由詩
アソコ伝 彷徨者
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花形新次
2015-02-01 19:42:39