隼
吐水とり
ぶつけられたバースデイケーキの隙間から
新しい時代が僕におはようとはにかむ
遺伝子組み換えの紙吹雪が散ったそばからへばり付く
怪物と科学のジャムセッション
尖りまくった感覚神経に
だれかの先端が無痛で触れ合えたら幸せ
原色剥き出しの愉快なサーチエンジン
早く僕らを捕まえて
何かが始まるその動悸に
僕自身が耐えられないんだ
あぁでもぜんぶ真っ白なら
息を吸って吐くしかねぇ
切り口からフライアテンションBeatBeat交わる你好
1Kの青臭い篭城で腐ったモルモット
秋日処理で開いた瞳孔に埋めたダイナソー
愉しんでおいでよ、愉しんでおいでよ
全員の口座にほら振り込んであるんだぜ
ハヤブサ飛ぶ
もう行かなきゃね
自由詩
隼
Copyright
吐水とり
2015-01-01 13:15:22