ムーア・・・
tamami


荒涼と風吹きすさぶ丘に立ち
肌打つ風さえ気付かずにいた

冷たい寒いとふるえを感じつ
次第に惹き込まれていく吾身

次第に何も感じなくなった時
雲はムーアを覆い私を覆った

荒涼と風吹きすさぶ丘の上で
その時全てを受け止めたのだ

今日も行こう明日も行かねば
ムーアの風が呼んでいるから


自由詩 ムーア・・・ Copyright tamami 2014-12-13 01:56:00
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