居場所
朧月

どんなに高い山に登っても
ビルにあがっても
下ばかりみてしまう

ちいさくなった車や
家をみてしまう

それなのに地上にいると
空が恋しいなんて

寝ころんでみる
白い雲は
なにも生みはしない
みえない言葉さえも

流れていつか
夜をつれてくるだけ


自由詩 居場所 Copyright 朧月 2014-11-13 13:26:50
notebook Home 戻る