レッドインパクト
秋也


ひたすらに赤
ぐわわっと
縦にぶちまけた
線をひくように
ただ飛沫が四方に遠くはねるように
強く強く
身体の中にある赤
アスファルトに
ぶちまけるわけにはいかないから
もう一度だけ
ひたすらに赤
夕陽と血は色合いは違えど
共に美しく
時の中で流れていくモノだから


自由詩 レッドインパクト Copyright 秋也 2013-07-29 23:53:09
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