テンメツ
Seia

なんにもなかった
さいしょからなかった
すべてさいしょから
なんにもなかったんだよって
それだけいえたら
まんぞくだっただろうか

7/21 11:02:01 テンメツ、テンメツ、

浅くレクイエム
遠くサマー
海々しい海に憧れている海

君のはウケるよ
と言ってくれたその声を
私は既に忘れかけている

流れる、
流れるもの、
としての身体が流れる


7/23 19:38:37 テンメツ、テンメツ、

沈黙パーティ
喧騒ホーム
荒々しい人を怖がっている鬼

時折地球より
早いスピードで散歩する
私、回転する私、月が近い

終点、
終点です、
お降りの際は足元に……



自由詩 テンメツ Copyright Seia 2013-07-29 18:09:43
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