どしゃぶりだし分かりゃしねぇと思って
TAT






























































どさくさ紛れに腕をつかんで





















































産業会館の裏の駐車場で無理矢理キスをしたら


































































なんか考えてた事は同じだったらしく















君が応戦してきたから























































古い型のワゴンRに連れ込んで







とても卑猥な事を




一時間弱した







公園で



















幸いにもその間通ってったのは鳩と野良猫だけで
























































































田舎で良かったですよねお互いにと




































































いう詩を


















試しに描いてみるテステス























































































































そういうプレイなんだよ



このページを果たして彼女は見てくれるだろうか






こんななんか詩とか書いてる俺を彼女は







キモいとか言って遠ざけたりしないだろうか





























































それが試金石だ








それが命題だ












































































































































































































































































































どしゃぶりだし分かんねぇからって

ぐるぐるし過ぎだぞなう
























































































































































































気付いたら足がゼブラ柄の細身の蚊がごくごくと


俺の腕の血をうまそうに吸い上げていて来たカードは








































10



(四枚ともクローバー)



















俺は蛇みたいな顔したディーラーに

ハートの4を投げた

























































































だってどんなに愚かで狭くとも









それしか道はないだろう


















































































































































































































































































どしゃぶりの豪雨の中で

愛してる愛してるって何度も叫んでたけどそれはまぁ

雰囲気代を差し引いて








『好きよ!まぁまぁ好きよ』位に受け取ってる














































































































































今更傷付くのも阿呆臭いから








































































































































































































俺らの時代は太陽は
東西南北全方向から
随時上がるんだよ
くそったれな事に



























































































































自由詩 どしゃぶりだし分かりゃしねぇと思って Copyright TAT 2013-07-23 21:36:07
notebook Home