『もの』『もの』『もの』『もの』
あって あって あって
ありすぎるくらいで
溢れてるから
『もの』が『もの』で薄れてしまいそう

飲み物を浮けとる『もの』
瞬間 瞬間を切り取る『もの』
綺麗なその姿を見せやがて散る『もの』
多くのことじゃなく一つのこと分かってる

今 文字を綴っている(もの)
それを読む(もの)と数えきれぬ人(もの)
一つのことを探してる
複雑に絡み合う糸の中に必ずある
僕らは一つの人(もの)だけど
すべて違う

人は見つけるために歩く
一つのことを探すもの
いまみえていなくとも
諦めず 見えてくる

無意味なものなど一つもない
其処に存在している限り
意味は必ずある

それはとても大切なもの