だって歌ってそういう、遊び
しんとよみ

締め付けばっか気にしてるヘッドフォン
 電波とんでんぜ凄かろう、さぁ見てくれよ
今日もポップな古参煩いこの歌でお前のあたまを殴ってくれるさ
 歌詞がいいんだよね、なんて、後ろ歩きがださすぎる
はくはく呪いが見向きもしない、誰かに刺さって喜んでいる

どいつもこいつもなんたって、同じ形してるんだ
よどんで、よどんでよ


胸打つビートなんかありゃしないって
心臓止めたら聞いてやるって
何を言ったってがらんどう
あいつが捨てた紙袋に足が生えてるだけで生きてる


桜咲こうが枯れようが
コンクリートに押し付けた、頬の温度が季節の全てさ
 壊す扉はもう残っちゃいない
刺せるだけ恨み辛みを
 特製エアバットは花柄マステでデコってる

どこもかしこもまんま、まんまの答えなんだ
よどんでよ、よどんでくれよ


よどんでくれって、頼むから。


自由詩 だって歌ってそういう、遊び Copyright しんとよみ 2013-03-24 18:42:27
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