呪ってんじゃねえ、光にあふれろ
あ。

全てのものは
混沌としている
一秒だって止まることはない
絶え間なく
濁りつづけている


ぬかるみに
足をとられたとして
転んでひざをすりむいたとして
傷口がしくしくと傷んだとして


感情を間違えそうなら
とりあえず空を見上げろ
晴れていても曇っていても
雨でも雪でも何でもとにかく
朝でも夜でも関係なしに


光を探せ
なりふりかまわず必死で探せ
見つかったらそっと手のひらで包め
希望を見つめ
優しくなれ


呪ってんじゃねえ、
そんな暇があるなら
光にでもあふれてろ


自由詩 呪ってんじゃねえ、光にあふれろ Copyright あ。 2013-02-05 14:49:41
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