かけらの詩
番田
自分に
向けた 背で
生きて
何を思うべきだろう
金は何も 人に与えない
街をさまよう旅人である僕は今日も知らない
夏の駅に戻って 歩きたい 強い日差しを浴びながら
緑の中で青い空や人間なんてちっぽけだと思いながら
僕は小さな時計を眺めていた気がする
僕は会社を辞めたかった
いつも 眠りたい
会社を 思うことなく 一人で
自由詩
かけらの詩
Copyright
番田
2012-11-15 02:50:26
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