バツ0点
なきり

要するに、ダメなんですよ
バツ0点と言ったものです、
君がいない世界は
僕にとって0点なんです
他の人に
点がないわけではないのですが
君がいることで
丸付けが始められるのです
君がいることで
僕はペンを持てるのです
解答用紙が見えるのです
世界の価値が測れるのです
なのでいつまでも
いついつまでも
僕にテストをさせて下さい
問題を提議し続けてください
さすればいつか、100点を


自由詩 バツ0点 Copyright なきり 2012-08-13 20:21:11
notebook Home 戻る  過去 未来