ゲームオーバー
晝
小さい頃から自惚れてた
もしかして自分は特別で
ゲームの主人公みたいに
死んだら世界が終わって
みんな居なくなると思ってた
一生を捧げようとした人が
私で二人目なんじゃないかって
腐った自惚れだ。馬鹿な自惚れだ。
なんとなく知っていたくせに
気づかない振りは一丁前で
愛想を振りまくのがうまかった
泣けちゃうな。泣けちゃうよ。
あなたに子どもの気持ちは分かるまい。
目に見えることよりも
見えないことを知ろうとしてよ。
自由詩
ゲームオーバー
Copyright
晝
2012-06-03 13:32:51