変態短歌67
花形新次

朝早く
海岸沿いの
公園を
タマキン風に
なびかせ歩く





「女はね
 頭で感じる
 ものなのよ」
泡の向こうで
彼女微笑む




年取るにつれて
ホルモン増加中
乳首に生えた
毛をじっと見る




五月も末
20℃超える
日が増えて
部屋のクーラー
俄然活躍




電気代
高くなろうが
構わない
部屋の温度は
18℃以下



氷河期が
来るのに
備えているのだ
と皮下脂肪を
今日もため込む



暖かくなって
いよいよ開放的になる
夜の公園
植え込みの陰



後ろから
舐める体位は
長すぎて
四畳半では
ちょっと狭いかな


短歌 変態短歌67 Copyright 花形新次 2012-05-27 08:42:51
notebook Home 戻る  過去 未来
この文書は以下の文書グループに登録されています。
変態短歌