青土よし

私の内側で眠るもの、を解放してくれる人や理解してくれる人を愛しては不可ない。
陰部、人目に晒されず、暗いところにある、やわらかな部分。
躊躇無くそこに触れてくる生き物を受け入れては不可ない。
無意識を解き放つもの、自我の抑制からあたらしい地平へ導くもの、その動きに伴って発生する唯一無二の快感。
それに耽溺しては不可ない。
孤独を満たすこと、すべては宗教か麻薬である。
呉々も勘違いするな。
宗教は救いではない。
神こそが救いである。


自由詩Copyright 青土よし 2012-03-20 21:14:17
notebook Home 戻る