恋の眩暈
アオゾラ誤爆

言葉がいらないわけじゃなくて
見えている景色が
遠すぎて
だめなんだ

夜は果てしなく長くて
昼間の喧騒には
すぐに追い出されてしまう
気がする

この声で
あなたの心がゆれるなら
どんな衝動も隠し通して
きっと耳を清ませている

暖房がごうごうと鳴っていて
エンドロールは気だるく流れる
振り向いたら
融けてしまうなあ

この指で
あなたの目が曇るのなら
煙に髪をひたしても
すこしだけ
近づいてみたい


自由詩 恋の眩暈 Copyright アオゾラ誤爆 2012-02-10 23:31:35縦
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