一筆書き
夏川ゆう
約束が月に照らされ輝いた一筆書きの「未来」が揺れる
映画より羽ばたく日々を好む君大きな幹に凭れて過ごす
一人から二人になった私たち自宅の電話番号同じ
午後四時に狙ったように雨が降る黄昏時の入り口塞ぐ
短歌
一筆書き
Copyright
夏川ゆう
2011-11-14 16:45:23