frog
tomoaki.t



、と言うことから自由な足先が針になった、
が自由だった、と感じたことはない理由は知
らない。炊飯器は蒸気口が閉じられているか
ら、蓋を開けたのは必然の、服の着脱だって。
煮え切らない垢を線切りにしている彼女は時
を知らない絨毯がどこかで点火される。夢で
遊ぶことを、私は詩は、グロテスクだと言っ
て、明らかな地点を明らかに、ストレスレス
なfrogを仮定した勝手は笑われた。疲れてい
たので、足が不自由だと事実として言った、
時にもうそこに居なかったfrog。

有機の声は交換する度劣化していく音楽性の
違い。幸い私は滅多なことがない限り私だっ
た合図を受け取っていたのは。かつて住んで
いた煉瓦が同じように腐敗しないことを前提
に解釈し合う。私は以前も以後も、私と呼ば
れ、frogと呼ばれはしない。おいfrog、声を
上げろ。どこかで期待していることを羞恥し
て没頭している振りをする、彼女の足音が、
べたべた聞こえる、不安がっても。両生類は
くずきりの中では生きられず壁に耳を当てる
と、激しく濁ったくしゃみでfrogは警戒し、
膨張し急いで私の足を触って逃げていく、毛
布。

うるさい、何も聞こえていないはずなのにそ
う感じる、体育座りの心地良さ。




自由詩 frog Copyright tomoaki.t 2010-04-20 19:21:15
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