誤解をとく
プル式

1・ねぇ、それはなんなの?(謝罪にならない謝罪と僕のポエトリーリーディング感)
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=180670&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26hid%3D3156

2・春だ花見だエロ祭
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=181102&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26hid%3D3156

の2つはつながっていません。

1はリーディングパフォーマンスについてと謝罪うんぬん。
2はエロって何なのさというなかで考えた、性的表現とエロの違い


コメントの中で二つをつなげる人が多いのでかなりの誤解があるようです。
紛らわしくてすいません。

ので解説

パフォーマンス←→性的表現←→エロ
  ↓             ↓
   →→→→→→×←←←←←←


>だから、自身のエロについて、こういうのが私のエロだ、これがエロ詩だ、というものがあればぜひ聞きたい。ちなみに、この場合のエロ詩がさすものとして、一般的にエロと見て取れる語句を含んだ詩、もしくは、作者がエロである(官能的に作った)という認識に基づいた詩をさします。だから『ミロのヴィーナス』は裸婦というジャンルでエロに区分けされますし、sexや性的表現をはらむもので美化されている物『源氏物語』なども勿論、エロです。

全てはこの前提のもとで書かれていますが、一部『ジェンダーとして〜』など部分的に単純な語句として『エロ』が使用された箇所があります。つまるところ、エロってなに?何がエロい表現なの?教えてよ。僕から見えるエロはこうなんだけどって散文です。



部分的に解説です。

>では『生きるという』『ジェンダーとして』のエロは何なのでしょうか。ただの『象徴』としてのモチーフにすぎないのでしょうか。それならば別に性器や自慰行為やSEXなどを持ち出さなくても可能ではないでしょうか。と勝手に課程すると、それ以外の意味があるはずです。

訳 / 例えば『生きるという』『ジェンダーとして』をそれぞれ、ポン酢とマヨネーズに例えましょう。そうするとそれを内包する『エロ』は調味料という区分けです。

>では『生きるという』『ジェンダーとして』のエロは何なのでしょうか。

訳 / では『ポン酢』『マヨネーズ』という調味料はなんなのでしょうか

>ただの『象徴』としてのモチーフにすぎないのでしょうか。それならば別に性器や自慰行為やSEXなどを持ち出さなくても可能ではないでしょうか。

訳 / ただの『味付け』としてのモチーフにすぎないのでしょうか。それならば別に塩や砂糖というものを持ち出さなくても、(調味料というものを表すことは)可能では無いでしょうか。

>エロを書くと言う事は、自分にない物へのあこがれや、自分とのつながりなどを書くと言う事でしょうか。もしそうだとするなら、明るいか、暗いか、向いている方向は様々でも、それは夢や希望や憧れという物ではないでしょうか。

訳 / 調味料というのは、味の薄い料理に味付けが欲しいということだろうか。もしそうだとすると、塩とか砂糖とかいろいろな味付けがあっても、配合が大事って事ではないでしょうか。


その他、アピールについて

『エロを感じる』という事において、『受け手』がエロと受け取らなければ性的表現があってもエロじゃない。

異性(あるいは同性)にアピールするからエロなのではなく、異性(あるいは同性)がエロだと認識するからエロになる。という事です。つまり、アピール=性的表現ではありません。

今回の

一部謝罪

エロ祭りの最後少し前で『流行としてのエロという物の存在がある、という事だけ、少し触れておきたかったのです。』という表記をしましたが、正しくは、エロではなく『性的表現』であった事をお詫びします。

流行という表現について
上記の通り『流行としてのエロ(上記訂正箇所)という物の存在がある』と書いてしまいましたが、ここで言いたかったのは『流行としての性的表現という物の存在がある』のであってエロが流行なのではない(受け手の問題であり流行にはなり得ない)という事です。
また 『流行としてのものがある』のであり、全てという事ではありません。

それから、その前の散文でも書いている『ただ、あまりにも毎回そういった空気が強いので、流行ってどうなの?って思ったから言った。』のは、文章のとおり、あまりに繰り返される同じテーマに『流行』という言葉を使いポエトリーリーディングとして(パフォーマンス、表現者として)同じものがあるけれどもそれはどうなの、という事を伝えたのです。

だから、繰り返しになりますが、個人に対する流行でも、社会的に見た流行でもなく、パフォーマンスとしての『流行』です。だから、並列に演劇としての表現なども出てくる訳です。


まとめてみると

・始めの散文と次の散文の内容は類似していますが、別物です。
・流行としたのは性的表現のあるテキストを含むパフォーマンスであってエロではありません。
・アピールとパフォーマンスは同じではありません。
・エロとは受け手が感じるものであり流行することは出来ません。

エロと性的表現が混ざった内容となってしまった事を改めてお詫びします。


散文(批評随筆小説等) 誤解をとく Copyright プル式 2009-03-21 22:40:13
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