触れて確かめ思い出す
つゆ

耳たぶにそっと触れる。

私が手に入れた私だけの世界。


通り道が出来たら何か変わるかな、

道を作るから今までと同じじゃダメだな、


強くなりたい。


いろんな想いがごっちゃになって

でも今までの自分とは一味違う。

塩味がぴりりと効いた、
それでいてちょっと甘く。

隠し味を忍ばせて。


そんな想いで道を作った。

まだまだ一方通行。


寂しくなったら
折れそうになったら
嬉しくなったら
ふわふわになったら

気分に合わせて耳たぶにさわる。
そっと。


そうすると思い出すんだ。道を作った日のこと。


私の闘うアイテム。
ちょっとやそっとじゃ見せないぞ。


自由詩 触れて確かめ思い出す Copyright つゆ 2009-03-09 10:12:17
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みみの世界