泪
にィ
僕は不謹慎にも
君の泣き顔に見とれていたんだ
夕日を受け光る泪は瞳から溢れ
ゆっくりと頬をすべる
その動きの一つ一つを見逃さないよう
僕はじっと君を見つめていた
泣き止んで欲しいと思うのに
泣き顔をずっと眺めていたいとも思う
君はとても綺麗だ
自由詩
泪
Copyright
にィ
2009-02-13 20:42:55