日記(090210) 
短角牛

緊張することが 本気で臨んだ証であるとは言い切れないけれど

涙することが 努力の証でないときだってあるけれど

すべてを出し切ったあとの爽快感は ひとしおで

脱力は 潤沢な喜びを抱いていて

酒がうまいやら 話が楽しいやら

こういうのを 生きてるというのかしら


蟻からみれば 大空を舞う鷲は鷲だけど

鷲から見たら 大地に根付く蟻たちはきっと大地そのもので

あるがままの全てが あるがままにいくのでしょう

そんな尺度に

今ならどっぷり浸かれそう


良い夢が見れたらいいなと思いながら布団にもぐるのは

意外と良い夢をみるよりも幸せで

興奮して眠れない夜は

明日が待ち遠しくてたまらない

そんな空気に

今ならどっぷり浸かれそう


だから

がんばって良かったと思うから

また明日から頑張ろう


自由詩 日記(090210)  Copyright 短角牛 2009-02-10 17:33:10
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