ほのか
ゆうと
さびしさばかりがおしつぶすぼくのかんじょう、うねりだしていつしからせんじょうになり、そらのほうにのびてけむりになる、ぶあついあまぐもをつくりだすと、とたんにあめがふりだし、あめはつめたいので、くうきはひんやりとし、だれもがやさしくされたいのだときづく、(ぼくはゆめをみている)、かなしいことがないことが、しあわせだとはかぎらないということ、かなしいことがあっても、しあわせになれるということ、うつむいてみつける、ちいさなはなだって、みあげてきづく、そらのあおさも、ぼくにはどちらもひつようで、それらがぼくをつくりだしている、きみがぼくをすてきだというわけを、ぼくがきみをすてきだとおもうわけを、ぼくはもっとしらなければいけない、ぼくらはもっとしらなければならない、そうするとせかいにひかりがふりそそぐのだと、ぼくはゆめをみている、それがげんじつなら、ぼくはしんじるだろう、それがゆめでも、ぼくはしんじたいだろう、あくるあさがひどくさむくても、ぼくはまちつづけるだろう。
自由詩
ほのか
Copyright
ゆうと
2008-11-30 23:12:12